元気なうちに話しておきたい「相続」のこと @安井弁護士

Q.この秋、実家に帰省した際、親が少し年をとったと感じました。そろそろ相続のことを話しておくべきでしょうか。
A.久しぶりにご実家に帰られて、親御さんの変化に気づいたという声はよくお聞きします。
相続の話というと、縁起でもないと感じる方もいらっしゃると思います。けれども、元気なうちにご本人の考えを聞いておくことは、その思いを大切にすることにつながりますし、残されたご家族が将来迷わずにすむための大切な準備でもあります。秋も深まり、今年も残り少なくなってきました。次にご家族がそろう年末年始に向けて、今から少しずつ考えてみてはいかがでしょうか。
まずは、財産の洗い出しから始めてみるのがおすすめです。預貯金の口座、自宅などの不動産、保険、株式などを一覧にしておくだけでも、いざというときの手続きがずいぶん楽になります。借入れがあれば、それもあわせて書き出しておきましょう。
同時に、遺言についても少しずつ考えてみてください。遺言があれば、誰に何を託したいかというご本人の思いをしっかり形に残すことができます。ご自身で書く方法のほか、公証役場で作成する方法もあります。書き方には法的な決まりがあり、形式を欠くと無効になってしまうこともあるため、作成前に専門家に確認しておくと安心です。
いきなりすべてを決める必要はありません。「あの思い出の品はどうしたいか」といった身近なことから話してみるのもよいと思います。
ご家族での話し合いの中で気になることや、遺言の作り方で迷うことがあれば、どうぞお気軽に弁護士法人ウィンクルム法律事務所にご相談ください。
弁護士 安井 健馬
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